罰ゲームの新定番!? 味は美味しいドリアンサイダー!

2023.11.21
罰ゲームの新定番!? 味は美味しいドリアンサイダー!

巷で話題のドリアンサイダーとは?


こどもびいる、スワンサイダー、フルーラ、湯あがり堂サイダー。

どれも友桝飲料を代表する飲み物です。

「飲んだことはなくても見かけたこと、聞いたことはある!」という方もいらっしゃると思います。


今回は、「飲んだことはないけれど・・・」と前置きによく使われる。

けれども巷で話題の商品のご紹介です。



友桝飲料の商品ラインナップには、果実サイダーというシリーズがあります。

今、発売しているのは全部で6種類。

白桃、スイカ、マンゴー、マスクメロン、パイナップル

そして、果物の王様と呼ばれるフルーツ「ドリアン」です。


ドリアンの果実部分は濃厚な甘み、そしてクリーミーな食感。

食欲そそるとっても美味しそうな果物ですが、好き嫌いの分かれるのが特徴。

なぜなら、ドリアンは特有の匂いを発する果物で、他の果物のような甘い芳醇な香りとは違い、ガスのような、、、何かが腐ったような、、、そんな匂い。(そう表現される方が多いです。)

あまりにも匂いが強烈なのでホテルや飛行機、公共の建物や乗り物では、ドリアンの持ち込みを禁止しているところもあるほどです。


そんなドリアンは東南アジアでよく食されている果物で、見た目はこんな感じでとげとげしています。



日本でお目にする機会はなかなかなく、ましてやその強烈といわれる匂いを嗅いだこともありません。友桝飲料に入社するまでは、、、!


入社後、生まれて初めてその匂いをドリアンサイダーで体験!

キャップをひねったその瞬間から果実のサイダーとは思えぬ匂いが広がります!

飲み口に近づこうにも匂いがきつい。

ようやく一口。


う~ん・・・大切な自社商品にこんなこと言いたくないけれど・・・

「どうしてこれを商品化したんだろう、よく商品化できたな」というのが最初に飲んだ時の正直な感想でした(笑)

このドリアンサイダーはこどもびいる発案者の方が提案してくださいました。

こどもびいるが出来るまでは「のみもののよみもの」でご覧ください。


他の果物(スイカなど)と合わせてドリアンサイダーをご提案頂いたのですが、当時(2009年頃)はドリアンなんて果物を知っている人はほとんどおらず、どんなものなのかもさっぱり分かりません。

そこで、当時の営業マンたちは、佐賀にあるフルーツ店へドリアンを買いに行きましたが、

「こんな匂いのサイダーが本当に売れるの?」と猛反対。

また、製品開発時には製造現場からも「匂い」に対するクレームがありました。


しかし、友田社長は商品化を決断しました。


香りをきつくならないように、マイルドに調整することもできましたが

でも、そうしなかったのは果実サイダーシリーズを立ち上げたときに決めたコンセプトがあったからです。


「お客様の期待を裏切らない香りを楽しめ、味は美味しいサイダー」

 

このコンセプトをもとに、追及したのは「リアルな果物(の香り)」。

目をつぶって匂いを嗅ぐと、そこに本物の果物があるかと思われるくらいのリアル感。

ドリアンなんてなじみのない果物を低価格かつ本物に近づけるために、香料メーカーと何度も何度も打ち合わせをしました。

最終的に香料メーカーが持ってきた香料は、「よくこれを持ってこれたな」と友田社長も驚くほどのリアルな匂いのもの。


でも、求めていたのはそれでした。


こうしてリアルな匂いのドリアンサイダーができあがったのです。

今でも製造日は、現場だけでなく、2階事務所まで匂いが届くほどの強烈な匂いが漂います。


2009年に発売以降シリーズ内のひとつとして残っているのは、この匂いのリアル感と飲めば美味しいというコンセプトがあったからこそなのです。


そこから7年後、2016年にはTBS「マツコの知らない世界」の〈地サイダーの世界〉でご紹介いただきました!

詳しくはこちら


最近ではゲーム配信者やアイドル、芸人さんが罰ゲームとして飲んでいたりと、何かと話題に上がっております。


X(Twitter)で検索するといろんな方の飲んだ感想があり、楽しく拝見しております(笑)

もちろん、美味しい、癖になるとリピートしてくださっている方もいらっしゃいます!


「飲んだことはないけれど…少し気になる」って方も今回のお話を機にちょっとドリアンサイダーを飲んでみたいって思ってもらえると嬉しいです!